今年の連合大会

今週は、1週間まるまる学会でした。
毎年この時期に行われる日本で一番大きい地球惑星系の学会「地球惑星科学連合大会」。


千葉の幕張メッセに毎日行き、研究成果や最先端研究のレクチャーを聴きました。

学会は最先端の情報を得るという目的が第一ですが、いろんな研究者と知り合いになるというのも目的の一つです。(研究者の就職活動の一環ですね。)

今回も最先端の研究を聴け、いろんな研究者の方と議論をすることができて、とても充実していました。


特に、若手の夜間集会はとても印象に残っています。

学部生、院生、ポスドク、などの若手が集まって、今の地球惑星科学を研究する者として思うことをさまざまに語るという企画です。

学部生、院生、ポスドクという年代別のグループに分かれて、ポストイットで思ったことを模造紙に貼って考えを整理していくというやり方がとても良かったと思います。

どのグループでも共通していたのがアウトリーチや社会とのつながりを積極的に作るということ。学部グループは自分たちで冊子を作るというかなり意欲的でした。年代が上がるにつれて政治とのコネクションなどより具体的になっていました。

面白い研究をやれば自然と注目される、という意見も。

アウトリーチ、科学コミュニケーションについてはまだ発展途上だからこそ、いろんなことを具体的に挑戦してみて、実際にやってみることが重要だと感じました。