2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「温暖化懐疑論批判」ダウンロードサイト

今日も「今日の論文」を紹介しようと思いましたが、大学に肝心の論文を忘れてきたみたいです。。。 もう大分昔になりますが、ブログで「温暖化懐疑論批判」という冊子を紹介しました。 市販はされてないので、もう手に入れられないかと思ったのですが、なん…

グリーンサハラのころ

またまた今月のnature geoscience から気候変動に関わる論文です。アフリカ大陸の西側、北緯20度から南緯20度までで採取された海洋コアを使って、最終氷期からのアフリカ大陸の湿潤乾燥を調べています。調べたのは、炭素の同位体比。δ13Cから、C3植物と…

科学コミュニケーションの今後

東大の科学コミュニケーションのグループ、「0to1」や「BAP」など全国の学生の科学コミュニケーショングループが集まって作っている情報誌があります。情報誌といっても、きちんとした冊子ではなくPDFの形で皆に配布しています。 仮の名を四季報といいますが…

博士論文構想

今日は、私が所属する表層セミナーで、博士論文の構想発表でした。 これから2年かけて博論をまとめますが、やっぱり博論ともなるとなかなか厳しくなるんだなと思います。 教官から出てくる質問も修士のときとは違い、根本的なところからつっこまれます。ま…

最終融氷期の南極の変動

今月のnature geoscienceに、新しい南極のコアの解析結果が出ました。このTalos Dome coreは、ロス海近くの沿岸部で掘削された氷のコアです。 これまでは、南極の内陸部と沿岸部で最終融氷期の酸素同位体比の変動パターンが異なっている可能性が指摘されてき…