科学コミュニケーション

Peace Research

コロラド大学 Roger Pielke教授のブログ(http://rogerpielkejr.blogspot.com/)で紹介されていましたが、Peace research に、"気候変動と紛争"に関する特集号が出版されたようです(http://jpr.sagepub.com/content/49/1.toc)。 Pielke教授のブログから以下…

CMSIの記事

実は、半年ほど前から計算物質科学イニシアティブ(CMSI)というところにお世話になっております。 計算物質科学、つまり大型スパコンを使った研究を発展させていこうという組織なのですが、そこが発刊している広報誌をお手伝いしております。 【CMSI】 http…

科学コミュニケーションの視点

東大、地震研アウトリーチ室の大木聖子さんが 9月5日(月)にNHKの視点・論点に出演されるそうです。=== NHK総合 午前4時20分〜4時30分 再放送は,NHK教育 午後0時50分〜午後1時 ===テーマは、『地震の科学と情報発信』。大木さんは、地震研のアウトリ…

科学の楽しみ

文献を読んでいて、印象に残ったことば。 だれにとっても、いつかの時期に、人の言葉にたよらず、一から自力でなにかをま なんだ経験があるはずだ。自分がゼロからこつこつとまとめあげた知識、自分が体 験からまなんだ知識を人に話すことには、ある特別な満…

科学コミュニケーションの今後

東大の科学コミュニケーションのグループ、「0to1」や「BAP」など全国の学生の科学コミュニケーショングループが集まって作っている情報誌があります。情報誌といっても、きちんとした冊子ではなくPDFの形で皆に配布しています。 仮の名を四季報といいますが…

サイエンスアゴラが終って

サイエンスアゴラお疲れさまでした。 大学院生の科学コミュニケーショングループ0to1の発表には、30ー40名ほどが足を運んでくださいました。本当にありがとうございます。また、地震研の纐纈先生、大木先生、また宇宙研の中村正人先生にもインタビューでご協…

サイエンスアゴラに出展します!

私が所属している東大の科学コミュニケーショングループ『0to1』が科学の祭典サイエンスアゴラに出展します!今回は、地震や素粒子、分子生物などといった分野の違いによって科学コミュニケーション活動にどのような違いが見られるのかを調査しました。分野…

日本科学未来館、コミュニケーター研修講座

23、24日で、日本科学未来館のコミュニケーター研修プログラム、プレゼンテーション講座に参加してきました。理科の先生の教員免許の単位にもなっているようで、小中高校の先生が半数ほどいらっしゃいました。他には、大学院生や、企業の広報の方など、…

ヨロンとセロン

今日は、東大で開催された科学コミュニケーション研究会に参加してきた。http://sc.sp.s.u-tokyo.ac.jp/scicomsociety/マス・コミュニケーション論の京大の佐藤卓巳先生の"ヨロン"と"セロン"の話が印象深かった。”世論”は「ヨロン」「セロン」の2つの読み方…

むつ科学技術館

実験を行いに海洋研究開発機構(JAMSTEC)のむつ研究所に行っていました。 津軽海峡を見下ろす下北半島にむつ研はあります。なんとも寂しいところですが、一方で自然を目一杯楽しめるところでもあります。むつには年に4〜5回行くのですが、いつも研究所とホ…

芸術は爆発だ!!

今日は、岡本太郎美術館に行ってきました。芸術と科学の融合という議題で、いろいろなジャンルの方々と話してきました。 研究者、芸術家、デザイナー、それぞれの立場から、芸術と科学は融合するのか、どのように融合するのか、しないのか、など、立場が違え…

太陽系宇宙旅行も夢じゃない?

はやぶさプロジェクトの第一人者である川口淳一郎先生(宇宙研究開発機構)のお話を聴きました。はやぶさは7年前に地球を飛び立った惑星探査機。行き先は、イトカワという太陽系の小惑星でした。 今年の6月に地球に帰還した「はやぶさ」。はやぶさは、他の…

読売新聞科学面記者の方の話

今日は、「科学コミュニケーション論」の授業で、読売新聞の科学面担当の記者の方のお話を聴きました。本来ジャーナリストとは、世の中のおかしいことをおかしいと批判することが仕事だそうですが、「科学ジャーナリスト」の場合には、これに加えて、科学の…

サイエンスカフェ本郷

今日は、東大で行われた高校生向けのサイエンスカフェにTA(ティーチング アシスタント)として参加してきました。サイエンスカフェに参加するのは初めてでしたが、自分の研究を高校生、中学生に伝えることを通して、サイエンスを伝える事はこんなに面白いん…

Science Window 6-7号

以前紹介した、「Science Window」という雑誌の6-7月号に私が書いた記事が載りました。「メートル法誕生物語」という題で、今私たちが使っている「メートル」という単位がどういう時代背景でできたのか、設立の裏にはどいう物語が隠されていたのかについて書…

五感で感じる”理科”の楽しさ

先日の科学ドラマ大賞の授賞式で、数学者の秋山仁さんの講演を聴いた。秋山さんは,理科の教育において、自分の五感で体験することの大切さを説いておられた.秋山さんの主張は,「頭で覚えるのではなく、身体全体で覚えること」. これは,教育者としても有…

医学イラストレーションという仕事

今日は、0to1(東大•科学コミュニケーショングループ)のランチセミナーで、とても興味深い話を聴いたのでご紹介します。 医療に関わるCGを制作している瀬尾拡史さんに話しを聴きました。瀬尾さんは現在、東大の医学部に所属されていますが、アメリカ、カナダ…

科学ドラマ大賞

土曜日に、(独)科学技術振興機構(JST)が主催している科学ドラマ大賞の授賞式に参加しました。http://www.kagakudrama.jp/今回は、第一回目の開催で、あまり知られてなかったかもしれませんが(お恥ずかしながら私も知りませんでした)、今後さらに盛り上…

トランスサイエンスを考える

今日は、気候変動に関する科学コミュニケーションのシンポジウムに参加しました。題して「トランスサイエンス研究会 科学者が提示するわかりやすさとその限界〜気候変動をめぐる問題〜 」トランスサイエンスという言葉自体、私には聞き慣れない言葉だったの…

若手研究者による合宿に参加して

3/20〜3/21まで湘南国際村センターで行われた「若手研究者の会」に参加してきました。 科学コミュニケーションに興味のある大学院生やポスドク、助教の人たちが研究分野の枠を超えて、一緒に、科学研究の意義やこれから科学コミュニケーションをどの…

Science Windowという雑誌

Science Windowという科学雑誌をご存知でしょうか。惹き付けるきれいな写真やイラスト、分かりやすく面白い文章で、読む人をぐっと科学の世界に引き込みます。 子供でも、文系の人でも読める、楽しくてわくわくする科学の雑誌です。特に好きなのが「人と大地…